ときめきの向こう側

好きなものを好きなように愛でています

話したいことがあったんだった

 

 


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すごくいい。最近のキンプリといえばichibanがバズりにバズってたけれど、個人的にはichibanよりもスッと馴染んだというか。最初はドラマ終盤で流れてきてあまりのポップさに「え、主題歌これ?」となった(なんならichibanのほうが戦国っぽいな...とか思っていた)のだけど、改めて聴けば聴くほど好きになってしまった。

 

ドラマの舞台がいまから100年後の未来というのもあってか真っ白で無機質なように見えて自然に囲まれていたり、音やダンスだけじゃなくてビジュアル的にもリアルな近未来感が感じられた。(mvの考察とかはよくわからないのでパス)ドラマでの永瀬信長様や他名だたる戦国武将たちのクスッと笑えるやりとりも、ヒリヒリするような旗印戦の熱さも、TraceTraceのポップで明るいのにどこかノスタルジックなところが全部やわらかく包み込んでくれているように感じる。

 

そしてやっぱり永瀬信長さんの歌声があまりにもやさしくて、泣きそうになってしまう。廉に対して、喋るように歌うひとだというイメージがある。歌っているはずなのに喋るトーンと同じで、でも軽くてふわっとしたやわらかい感じ。だからこそ、「話したいことがあったんだった」「いつか思い出して」の歌詞が説得力を持っていた気がする。この曲が信長様目線か、みやびちゃん目線なのかはまだよくわからないが。

あとTraceTraceはソロで歌い繋いでいくところもなんとなくキンプリぽくなくておもしろかった。それぞれの歌声が個性的だからこそ、ラップもサビも全部のパートがピースがぴったりはまったように感じた。キンプリの曲はいろんなジュニアが歌っているけどこの曲はキンプリにしか歌えないような気がしている。

 

とにかくキンプリをジュニア時代以降よく知らなかった私に興味を持たせてくれたキンプる。とだいれんと新・信長公記にありがとうと言いたい。タイミングって大事なんだな、と改めて思った。